薔薇の美しい図柄が描かれたこの花瓶は、有田焼陶芸家として名高い十五代酒井田柿右衛門による最新作で、卓越した技術と芸術性が見事に表現された逸品です。有田焼の魅力を存分に感じさせてくれます。
「濁手」とは、乳白色の生地を指し、普通の窯で焼かれた作品とは異なります。濁手の技法は、特別な白の生地を用いるため、酒井田柿右衛門家の作家作品にのみ許される特別な技法です。
この花瓶は、一番館店主が十五代酒井田柿右衛門氏に直接依頼して作られた特注品。薔薇の図柄が特にリクエストされ、制作には約半年を要しました。そのため、この作品は非常に貴重で入手が難しく特に人気の高い一品です。その他氏の作品も、その美しさと希少性から多くの陶芸愛好家やコレクターに支持されています。
寸法:径 20.3cm
高さ 15.5cm
箱:共箱
【陶歴】
1968年 佐賀県有田町生まれ。旧名・浩。伊万里高校卒業後、多摩美術大絵画学科へ進む。
1994年 大学中退後、十四代に師事。
2013年 重要無形文化財保持団体(柿右衛門製陶技術保存会)会長に就任。同2月、十五代を襲名する。
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