中里隆
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陶磁研究家 小山冨士夫の勧めで種子島に渡った中里隆氏は、焼締め・種子島焼を始められました。
人間国宝 中里無庵の五男に生まれた氏は京都・有田で修業した後実家である中里太郎右衛門窯にて一日に数百という食器を挽き、父無庵、二人の兄、逢庵、重利と共に中里太郎右衛門窯の黄金時代に貢献しています。
代表的な作品として、伝統的な絵唐津の作品や、粉引、三島、刷毛目などを作陶しており、3年の種子島での作陶を終え唐津に戻った後も、シンプルな焼締めの器にこだわり「唐津南蛮」という新しい唐津焼を生み出しています。