井戸系の陶器は使い込むにつれ、貫入（かんにゅう）や色も変化し味わい深い焼き物に仕上がり、長く楽しめる作品です。

作家やものによっては数回使用することでシミや貫入が入りやすい作品もありますが、矢野直人の作品は、しっかりと焼かれており材質も若干硬質な土を使っている為、そう簡単には貫入には入りません。あえてシンプルな仕上がりにし、10年単位で使い込んでこそ本来の味わいが出てくるのです。

寸法：径　8.9cm
　　　高さ　12.0cm
箱：共箱

【陶歴】
1976年　唐津市に生まれる
1994年　5年間アメリカ留学
2002年　佐賀県立有田窯業大学校卒業
2003年　佐賀県立有田窯業大学校嘱託講師
2004年　自宅　殿山窯（唐津市鎮西町名古屋）にて作陶始める
2008年　韓国　蔚山にて6ヶ月作陶
2011年　GALLERY一番館(福岡)にて「矢野直人　村山健太郎　唐津の新鋭　二人展」
2012年　GALLERY一番館(福岡)にて個展
2012年　GALERIE AZUR 一番館東京店にて個展

その後、一番館唐津本店、GALERIE AZURにて毎年個展開催