竹花正弘Masahiro Takehana

  • ギャラリー一番館
    からのご紹介
  • 陶歴・プロフィール
  • 自ら窯を築く

    唐津市の厳木町浪瀬にある竹花正弘氏の窯は、都会的な印象とは裏腹に、山奥で手作りされています。彼は東京から移住し、仕事場や大工仕事も自ら行っており、その場所はまさに仙人のような雰囲気です。

    独自の焼成方法とこだわりの白磁

    竹花正弘氏の窯は登り窯で、白磁が主な作品であることから、薪の窯で焼かれます。通常、薪の窯はリスクが伴いますが、氏はわざと薪を使用し、その面白さと味わい深さにこだわっています。登り窯では焼きあがるまで薪を投入し続ける必要があり、その作業は竹花正弘氏一人で行っています。唐津焼では変化や風合いが評価され、白磁の変化が作品に魅力を加えています。

    技術とこだわりが交錯する竹花正弘の作陶

    竹花正弘氏は、独自の焼成方法だけでなく、造形的なろくろの技術も取り入れています。その結果、美しさと面白みを兼ね備え、機械的な作品とは異なる魅力があります。作品には小さなこだわりが随所に散りばめられ、韓国の李朝時代の技法も見受けられます。氏の作品はリーズナブルな価格でありながら、強いこだわりが感じられ、多くの人々に支持されています。
  • 【プロフィール】
    生年 1974年
    窯元 浪瀬窯

    【陶歴】
    1974 東京生まれ。熊本大学卒業後、唐津市のあや窯で3年修行し、2003年に独立。
       1年間の窯づくりと小屋作りを経て、現在に至る。
    2012-2019 GALERIE AZUR(一番館東京店)にて個展
    2012-2023 一番館唐津本店にて個展