唐津やきもん倶楽部(2024年6月28日)

皆さまこんにちは。
梅雨真っ只中ですね。各地で線状降水帯が発生してますね。
気を引き締めて、被害がないようにしましょうね。

先日、唐津の中里太郎右衛門窯・御茶碗窯記念館にて、
「第15回 陶芸散歩の会」が開催されました。 この会は、十四代中里太郎右衛門先生を会長に、
有田の十四代今泉今右衛門先生、十五代酒井田柿右衛門先生、
薩摩の十五代沈寿官先生、小石原の人間国宝、福島善三先生など、
九州の錚々たる顔ぶれの陶芸家が20数名で作っている集まりです。
特に会派や産地にとらわれない、緩やかな勉強会という感じで、
22年前からいろんな場所で開催しています。 第二回目からは私が事務局をやっているので、福岡の百道浜の
GALLERY一番館で「陶芸散歩の会・会員展」を開催したこともあります。 今回は、コロナ禍以来5年ぶりの開催で、12名のご参加でしたが、
皆様本当に仲良しで、勉強会では真剣にやきもの作りや窯の
経営の話しなどを語り合い、夜の懇親会は唐津ちょこバルに
場所を移して、遅くまで楽しく盃を酌み交わしておられました。 この活動が今後「やきもの王国九州」を牽引する団体になれるように、
これからも頑張って続けていきたいと思っています。 今週の一番館オンラインストアには、その主要メンバーのひとりで
ある十五代酒井田柿右衛門先生の新作のぐい呑をご紹介します。
いつもあっという間に売れてしまう人気の作品です。濁手独特の
とろりとした生地に日本酒が入ると、えもいわれぬ味わい深さとなります。
決して安くはありませんが、ぜひおひとつご検討下さい。

唐津も水害と隣り合わせです。皆さまもどうぞお気をつけて、
今週もよい週末をお過ごしください。 一番館店主 坂本直樹