唐津やきもん倶楽部(2024年7月5日)

皆さまこんにちは。

梅雨真っ只中とは思えないような猛暑が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか?

新紙幣が発行されて、ぼちぼち町でも見かけるように
なってきましたね。
一番館では数十年前からお釣りのお金は新札で
お渡しするようにしているので、早速銀行で
両替してもらって、新紙幣の新札を
お渡ししています。
今回一万円札に採用された渋沢栄一といえば「論語と算盤」。
数年前からNHKの大河ドラマでも取り上げられて
注目され始めていましたが、改めてその利他的な
考え方が見直されそうですね。 店舗経営も地域の活性化も、高い倫理観を
持っていかに経済が回せるか、少しでもお客様が
満足してお買い物していただけるように、
いいお品を適正な価格でお届けできるかが益々
問われる時代になりそうです。 そのような覚悟をもって作品のセレクトを
行いたいと思うのですが、今週は間違いなく
いいものをという事で、十四代中里太郎右衛門先生の
新作のぐい呑と、「朝鮮絵唐津皿」という
全く新ジャンルの大皿をご紹介します。 唐津の陶芸家の中でも、特に意欲的な作品を作られる
太郎右衛門先生ですが、絵唐津の中に藁灰釉を施して、
朝鮮唐津と融合させた作品は、これまでありそうで
ありませんでした。 いい陶芸作品とは何か、私にとって永遠のテーマですが、
私なりの道徳心を持ってこれからも商売を続けて行きたいと
思っています。
なんか大袈裟な話になってしまいましたが、猛暑の後は
梅雨明けまでにまだまだひと雨ありそうですね。 熱中症にも水害にも気をつけながら、今週もよい週末を
お過ごしください。 明後日は天の川観れたらいいですね! 一番館店主 坂本直樹