ニュースレター(2025年3月1日 李朝に魅せられて「対馬・武末日臣展」)

皆さまこんにちは。

今日から3月ですね。
GALLERY一番館では、本日から9日(日)まで
「対馬・武末日臣展」が開催されています。

武末先生といえば井戸茶碗が代名詞みたいに
なっていますが、先日発売された「炎芸術・2025春」の
井戸茶碗の特集でも、一番最初に先生の作品が
取り上げられていて、現代の陶芸家の中では、
最も本歌に近い作品を作られていると思います。

武末先生と知り合ったきっかけは、30年くらい前の
別冊太陽という雑誌の李朝特集で見た時から、
いっぺんで惚れ込んでしまい、すぐに知人を介して
上対馬の先生の工房を訪ねたのが始まりです。
それ以来、毎年欠かさず福岡のギャラリー、
東京のぎゃるりあじゅーる、そしてここ数年は
唐津のギャラリーで個展を開らいて頂いています。

今回も茶碗をメインに、これまた評価が高い酒器など、
民藝にも通じそうな李朝を彷彿とさせる作品の数々が
並んでいます。
使えば使うほどに味わいが増すところは唐津焼と
同じですが、似ているようで一味違う李朝陶器。
ぜひ会場でご覧ください。

今日と明日は武末先生も会場におられます。
韓国通の先生のお話は本当に面白いですよ。

では皆さま、今週もよい週末をお過ごしください。

一番館店主
坂本直樹