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Karatsu ware and Arita ware specialty store GALLERY Ichibankan online shop
皆さまこんにちは。
シルバーウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
関東では大きな被害が出たところもあったようで、被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。一日も早く穏やかな日常が戻りますことをお祈りしております。
さて、現在開催中の「丸田宗彦・宗一廊・雄 親子三人展」には、連日さまざまなところから多くの皆さまにお越しいただき、本当にありがたく思っております。
親子三人の作品が一堂に揃う機会は、私どもの展覧会くらいだそうです。それぞれが人気作家として活躍されているだけに、三人の作品を同じ空間で見比べられること、そして会場に三人が揃われた光景そのものも、とても貴重なものだったように思います。
今回三人の作品を眺めながら、改めて考えたのが「唐津と民藝」のつながりです。
丸田家のやきものの源流には、黒牟田焼の丸田正美先生の、暮らしの中で使われることを大切にした民藝的な器があります。
そこから宗彦先生の代になると、より唐津焼の世界へと作風が広がり、さらに宗一廊先生の唐津白磁、雄先生の古唐津を見つめた仕事へと、それぞれ違う道を歩みながら、再び「唐津」へと回帰していくようにも見えます。
柳宗悦が民藝の中に見出した「用の美」と、唐津焼が昔から持っている美しさは、実はとても近いところにあるのではないでしょうか。
そして、その「使うことで完成していく美しさ」こそが、今、唐津焼が多くの料理人の皆さまから支持されている理由のひとつなのだと、今回の展覧会を通じて私自身も改めて感じています。
会期の途中には追加でお持ちいただいた作品もあり、まだまだ見応えのある展示となっております。
9月最後の週末、お時間がございましたら、ぜひ会場で三人三様の作品をご覧いただき、その奥に流れる丸田家のやきものの系譜にも思いを巡らせていただければと思います。
今週は祝日もあり、あっという間に週末ですね。
季節の変わり目でもありますので、どうぞ皆さま、よい週末をお過ごしください。
一番館店主
坂本直樹