寸法：径　7.5cm
　　　高さ　5.8cm
箱：共箱

大ぶりのぐい呑には、日本の伝統的な吉祥文様である青海波が施されています。
象牙色の白が、穏やかな雰囲気を醸し出し穏やかな海を連想させてくれます。

【陶歴】
昭和4年有田町生まれ。
同20年ごろ14代酒井田柿右衛門、奥川忠右衛門らに師事、白磁制作の技法を習得した。
同33年から県立有田窯業試験場に勤務しながら磁器の成形、釉薬（ゆうやく）の研究を重ね、伝統的な白磁制作技法を極めた。
「現代の名工」労働大臣表彰、日本伝統工芸展で文部大臣賞などを受賞。
平成7年には重要無形文化財「白磁」保持者に認定される。
現在、日本工芸会参与、有田陶芸協会長