ニュースレター(2025年6月27日 石井義久)
皆さま、こんにちは。
九州北部では、まるで梅雨明けしたかのような
蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
暑くなると、冷たくさっぱりとしたお料理や、
冷やした日本酒がいっそう美味しく感じられますね。
そうした季節には、厚みのある土ものよりも、
白い磁器の器が涼やかに映り、手に取る機会が
増えるように思います。
近年では、唐津焼の陶芸家の中にも、
磁器を用いた作品を手がける方が増えてまいりました。
今週ご紹介する石井義久先生もその一人で、
「唐津白磁」と呼ばれる新たなジャンルに挑戦されています。
磁器でありながら、唐津焼ならではの味わいや
温かみをしっかりと残した、独自の魅力を持つ作品です。
今回は、ぐい呑を数点と茶碗を2点、ご紹介しております。
若手気鋭の作家による洗練された作品を、ぜひご覧ください。
来週からはもう7月。体調にはくれぐれも気をつけて、
どうぞよい週末をお過ごしください。
一番館店主
坂本直樹